初めに、商品名は「カモン モジュラー6極6芯延長アダプタ」ですが、以下「6極6芯中継アダプタ」又は「中継アダプタ」と記します。

 

FT-100のマイクケーブル延長に使用する為に、6極6芯中継アダプタをポチりました。

↓ この写真は6極6芯と8極8芯を比べています。

 

中身の様子。

 

ヤエスのFT-100のマイクは6極のモジュラーを使用しているので、6極6芯のモジュラーケーブルと合わせて、この6極6芯中継アダプタを使用してマイクケーブルの延長が出来ます。
電話用ケーブルなので心配していた回り込み等のノイズですが、ローカル局に「ノイズは無いですよ。」とレポートを頂き安心しました。

 

ここで大切な結線のお話。(私の考えが正しいとすると? 「ストレートとロールオーバーの解釈が合っているなら」)

↓ 次の図は私が作成。私が解釈したイメージを描いた物なので、間違っているかも?

 

↓ 実際のケーブルの様子。矢印は爪の位置を示しています。

 

私はモジュラーケーブルをストレート配線で作りました。今回ポチッた中継アダプタもストレートタイプ。

この中継アダプタがストレート配線である為、モジュラーケーブルをロールオーバー配線にした時は、PTTが効きませんでした。

 

 

この6極6芯中継アダプタは、私がよく行くハムショップにも有りました。そのハムショップは伊勢崎市のヤナイ無線さんです。その事を後で知りました。結構、ヤナイさんは部品揃えが良いです。

まだ持ってなかったUSBチェッカーをポチりました。それは、RouteRのRT-USBVAC3QCです。

 

ラズパイの電流を測定中。

 

↓ この状態で少し負荷が掛かる作業をさせたら、ラズパイに供給される電圧が低くなったのか、PWR LED(赤色LED)が消灯する様になってしまいました。

これは、ちょっと不安な症状です。試しにUSBチェッカーを介さずに、同じ電源で同じ作業をさせたらPWR LEDの消灯はありませんでした。

 

スマホ充電時の電圧電流測定専用と思った方が良いのかも。

コイルの固定と防水の為と思い、電気部品用接着剤を塗布し接着剤が固まった後に、SWRを測定したら値が上がってしまいました。ちなみに使用抵抗は緑茶赤の5.1kΩで、実測値5.01kΩです。

↓ 接着剤が固まった後の写真

 

↓ 次の写真上が接着剤塗布前、下が塗布後

 

本当に接着剤の影響なのかな?

試しにやってみました。不要になったコイル単体のインダクタンスを接着剤塗布前後で測定すると、1カウント違うだけ。誤差の範囲かなぁ、塗布量が少ないせい?
わざわざネットでポチッた、セメダインの電気部品用接着剤 SX720Wなので、値が変化しては困るから少しホッとはしましたけど。

↓ 左が塗布前6.36μH、右は塗布後6.37μH。

 

↓ 写真に写って無い反対側にも同じ様に塗布しています。

 

それなら、SWRの変化は何が理由でしょう。

接着剤をコイル全体にベッタリ塗ると駄目?
それとも、高周波で測定するSWRだから影響する?

 

と言う訳で、1作目のコイルに接着剤を少しずつ塗布して、SWRの変化を観察する事にしました。

ツェップアンテナ自作その4へつづく。

ポチッた接着剤達です。

セメダイン 電気部品用接着剤 SX720W
サンハヤト 固まる放熱用シリコーン SCV-22

 

↓ SX720Wを製作中のツェップアンテナのコイルに使用してみました。少しズレるコイルの固定と同軸ケーブルの防水になるかと思うので。

塗り過ぎ?

 

訂正

以下の約20.7巻きは約18.5巻きなのかも知れません。投稿後、不安になりもう一つ作成すると、約18.5巻きで目標付近の共振周波数になりました。

目標共振周波数 18.102MHz

 

 

前回の「ツェップアンテナ自作その1」は失敗でしたが、今回は上手くいきました。と思います。

やっぱり、コイルの巻き数で共振周波数を調整する方が良い様です。

計算ではコンデンサー容量17.5pF、コイルのインダクタンスは4.42μH(巻き数21.7)でしたが、私のコイルでは約20.7巻きになりました。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整が終わったコイルとコンデンサー部分です。使用塩ビパイプの外径は18mm、コンデンサー代わりの同軸ケーブルは3D2Vです。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整過程のSWRの変化が分かる様に3枚の画像を合成した物です。画像中の18.102MHzはJT65で使用する周波数です。

Aはコンデンサー20.0pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整前)
Bはコンデンサー17.4pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整中)
Cはコンデンサー17.4pF相当、コイル約20.7巻き ←(調整後)

 

最後の画像は5kΩの抵抗で調整が終わった後に、同じ条件で別のアンテナアナライザーで測定した物。18MHz帯のアマチュアバンド18.068MHz〜18.168MHzが、分かり易い様に矢印などを描き加えてあります。画像中の18.154MHzはSWRが一番低い周波数です。

 

あとで、実際にエレメントを繋げてアンテナを上げてみたいです。ちゃんとSWRが下がるのかなぁ〜。