小さい頃、おもちゃのトランシーバーでトランシーバーごっこをした私は、群馬ハムの集いでRJ-20型ナショナルトランシーバーに出会った。1,500円だったし良い形のトランシーバーなので、その場で即購入。
いつもは優柔不断な私だが、この時だけは決断が早かった。

 

↓ 昭和44年9月製造のRJ-20型

↓ 誇らしいのか「11トランジスタ・3ダイオード」と表記

 

49年前のトランシーバーなのに、ちゃんと送受信出来て外観に目立つ傷も無く程度は良好です。

裏のプレートに「11トランジスタ・3ダイオード」と表記されています。当時はそれが売り文句になったんでしょうね。確かに、私が小さい頃のテレビは真空管を使っていましたからね。よくテレビの裏のスリットから中を覗いて真空管が明るくなっているのを見てましたぁ〜。テレビと比べるのは間違いかも知れませんけど。
その頃のおもちゃのトランシーバーだってトランジスタを使用してたでしょうけど、3石とか4石みたいなので(あまり詳しくないけど)、11トランジスタ(11石)は自慢出来たのではないかと思います。

 

このトランシーバーのお陰で、熱が冷めていたフリラー運用をまた再開しようかと思います。昔トランシーバーごっこした経験からか、やっぱり古いCB無線機で交信出来る事に魅力を感じます。

 

このトランシーバーは、お気に入りの1台になりました。

今日は35年以上放置していたCB無線機を持ち出して堂平山で3局合同移動運用して来ました。

その3局さん

  • グンマRY28局
  • グンマSK21局
  • グンマMC161局(私)

 

私のNational RJ-580

 

CB無線デビューのきっかけは、昨年大岩山でアイボールしたトチギ4862局でした。この局長さんの第一印象は、「化石の様な無線機で交信をしようている珍しい人がいる。交信なんか出来るのか?」でした。

あれから9ヶ月、この間自宅で受信してもCB無線は聞こえて来ないから、やっぱりやっている人がいないんだろうなとか思っていました。

こんな私を移動運用に誘ってくれたのが、グンマRY28局でした。更にグンマSK21局(可愛いYLさん)も参加するとの事なので、迷わず私も参加する事にした次第です。

 

堂平山でワッチしてビックリ!

「化石」なんて思って、ごめんなさい、トチギ4862局さん

今もCB無線は生き残っていました。それも沢山、いっぱい聞こえます。

 

堂平山でワッチしていると、大勢のCB無線局に驚きました。局の多さにも驚きましたが、グンマRY28局とグンマSK21局が、たったの0.5Wで、ただの?ロッドアンテナで、関東平野の各局と交信している。しかも休まず次から次へと交信。

両局共、アマチュア無線家でもあるのですが、アマ無線そっちのけでフリーライセンス無線に夢中です。昼食も軽く済ませて休まずCB。

午前中、私だけ交信しないでいたので、正直、午前中は私だけ浮いていました。

 

昼食後、グンマRY28局が私の交信相手になって頂き、中学生以来の初交信が出来ました。この後、私が勇気を出してCQしたら皇鈴山移動の局からコールを頂き、心の中で「私を呼んで居る!」とドキドキしながら遠距離の初交信が出来ました。

 

↓ 堂平山天文台にて午後4時頃寒い中での、グンマSK21局さんとグンマRY28局さん。そろそろ撤収かなぁって時間になっても、ま〜だやっている楽しい2局。

 

今日は記念すべき移動運用となりました。グンマRY28局さんとグンマSK21局さん本当にありがとうございました。

小さい頃の楽しいトランシーバーごっこを思い出して、嬉しい一日でした。