ラズパイのアップグレード後に置時計が起動しなくなってしまった。今回のRaspbianのアップグレードは27だったか30近い項目があり規模が大き目でした。このアップグレード中にLXDEの文字があったので、それが影響したかなぁ?と思っています。

置時計が起動しなくなった原因はautostartファイルが無くなった為でした。

↓ 無いので新たに作ります。

$ sudo vi ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart

@lxpanel --profile LXDE-pi
@pcmanfm --desktop --profile LXDE-pi
#@xscreensaver -no-splash
@point-rpi

# BEGIN ADDED
# Chromium parameter references:
# http://peter.sh/experiments/chromium-command-line-switches/
#@/usr/bin/chromium-browser --kiosk --start-maximized --user-data-dir http://127.0.0.1/
@/usr/bin/midori -e Fullscreen -a http://127.0.0.1/

# Hide mouse
@unclutter

# Disable screensaver
@xset s off

# Disable screensaver blanking
@xset s noblank

# Disable DPMS (Energy Star) features
@xset -dpms

# END ADDED

 

あとは、ラズパイを再起動するだけ。

LCDディスプレイを取り付けて天気予報付き置き時計にする」を真似て私のラズパイも置き時計にしてみました。

 

そこで私の環境のせいかインストールに苦労した所があるので、その部分をアップします。

 

基本構成
Raspberry Pi 2 Model B
2017-11-29-raspbian-stretch-lite.zip
3.5インチHDMI LCD タッチモニタ

 

↓ 最小限のGUI環境でやりたいのでOSはあえてlite版、これに最小限のGUI環境と日本語フォントをインストールしました。

$ sudo apt-get install raspberrypi-ui-mods
$ sudo apt-get install fonts-ipafont

 

↓ 私が無知な為一番苦労したのがRuby関連でした。2017-11-29-raspbian-stretch-lite.zipの中にあるはずのRubyが、利用できないので困りました。結局、rbenvとruby-devをインストールして解決しましたけど。

$ sudo apt-get install rbenv
$ sudo apt-get install ruby-dev

$ ruby -v
ruby 2.3.3p222 (2016-11-21) [arm-linux-gnueabihf]

$ sudo gem install nokogiri pry pry-byebug

 

↓ 次に困ったのがCRON関連で、私の環境では/root/.rbenv/shims/rubyがnot foundとなってしまいcrontab -eで設定する内容の変更が必要でした。
さらに、天気予報の取得を1日4回だけ毎日、0時10分、5時1分、11時1分、17時1分に行う様設定しました。

$ sudo crontab -e

10 0 * * * cd /git/pi_weather/script; /usr/bin/ruby /git/pi_weather/script/run.rb > /dev/null
1 5,11,17 * * * cd /git/pi_weather/script; /usr/bin/ruby /git/pi_weather/script/run.rb > /dev/null

 

その他の変更部分は

↓ sudo vi /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostartを次の様に変えました。

$ sudo vi ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart

 

↓ 表示誤差を最大1秒から最大0.1秒に変えました。1000を100に変更。

$ sudo vi  /git/pi_weather/client/src/index.html

        if ((intervalCount % intervalThreshold) == 0) {
          showDate(date);
          getWeather();
        }
      }, 100);
    });

    // デバッグ用
    var showMessage = function(str) {

まだ持ってなかったUSBチェッカーをポチりました。それは、RouteRのRT-USBVAC3QCです。

 

ラズパイの電流を測定中。

 

↓ この状態で少し負荷が掛かる作業をさせたら、ラズパイに供給される電圧が低くなったのか、PWR LED(赤色LED)が消灯する様になってしまいました。

これは、ちょっと不安な症状です。試しにUSBチェッカーを介さずに、同じ電源で同じ作業をさせたらPWR LEDの消灯はありませんでした。

 

スマホ充電時の電圧電流測定専用と思った方が良いのかも。

ラズパイにディスプレイを取り付けてみました。

モバイルバッテリーからのUSBケーブル一本でスッキリ。これでUSB WiFiドングルも作動中なので、PCのターミナルから操作出来る。