モービル交信時(スケルチが開いた時)にピークでS9まで振れるのに、相手の変調がノイズ(ガサガサ音)に埋れて殆ど聞き取れなく交信にならない事が多くありました。

 

その症状は

↓ 次の画像はガサガサ音が酷い時にSCOPE作動させた状態です。バンド内全域に入力信号がある様になっていますがスケルチは閉じたままで無音です。

↑ この状態で交信が始まり相手の入力信号があると、スケルチが開いて酷いガサガサ音が相手の変調を潰してしまいます。

 

その原因は

↓ カー用品でお馴染みのUSB電源ポートでした。

↑ そのメーカー名と型番は伏せます。知りたい方はこの画像から推測して下さい。

 

別にこの製品を悪く言いたい訳では無く、無線運用しなければ便利な製品です。

ただモービル運用には害になったと言う事です。リグはFTM-400XDHなので2mと430以外での害は未確認です。

 

↓ USB電源ポートへの電源供給を切ったら、バンド内のノイズは消えました。

 

使用画像が2mになっている理由は、430より2mがより再現しやすく害が酷いからです。

いよいよポータブルデジタルノード(PDN)が使えるようになりました。

少しPDNを使用しただけですけど、HRI-200無しで運用出来るのは良いですね。ただアナログノード局と交信する場合は、オーディオケーブルが必要になる点がマイナスですかね。FTM-100やFTM-400がPDN対応になったらオーディオケーブルは不要なんですかね。それともやっぱり必要なのかな?

 

 

当局(個人コールサイン)のWIRES-Xの環境は、HRI-200で簡単ワイヤーズを運用中。手元にFT2D、SCU-19、CT-44が有って、SCU-39は無い状態です。

こんな環境なので、まだPDNの全部を試した訳では無いのですが、気付いた点を書いて置きます。

 

既にHRI-200でID登録済みで、FT2DでPDNを使用予定のパソコンが、HRI-200のシリアルナンバーで認証済みの場合は、FT2DのRADIO IDで新規登録(個人コールサインは重複不可なので新規登録は出来ない。)やノード登録情報の変更は不要です。

何故なら、HRI-200のシリアルナンバーでそのパソコンが認証されて居れば、HRI-200でもFT2DでもWIRES-Xが使えるからです。
実際、私はFT2DのRADIO IDでノード登録情報の変更を済ませた後に、HRI-200を繋げてWIRES-Xアプリケーションを立ち上げたら

↑ こんな警告ダイアログが出て、HRI-200のシリアルナンバーで認証を試みても「登録されていません。」と言うメッセージが出てHRI-200が使用出来なくなりました。ちなみに、キャンセルするとWIRES-Xアプリケーションは終了してしまいます。

 

FT2DとパソコンがSCU-19のみで接続の時

「WIRES-Xで利用可能なオーディオデバイスが見つかりません。デバイスを再認識し、WIRES-Xアプリケーションを再起動してください。」

と警告ダイアログが出る場合は

パソコンのマイク入力に3.5mmのプラグを差して対応。

 

また書きたい事が有ったら、ここに追記します。

小さい頃、おもちゃのトランシーバーでトランシーバーごっこをした私は、群馬ハムの集いでRJ-20型ナショナルトランシーバーに出会った。1,500円だったし良い形のトランシーバーなので、その場で即購入。
いつもは優柔不断な私だが、この時だけは決断が早かった。

 

↓ 昭和44年9月製造のRJ-20型

↓ 誇らしいのか「11トランジスタ・3ダイオード」と表記

 

49年前のトランシーバーなのに、ちゃんと送受信出来て外観に目立つ傷も無く程度は良好です。

裏のプレートに「11トランジスタ・3ダイオード」と表記されています。当時はそれが売り文句になったんでしょうね。確かに、私が小さい頃のテレビは真空管を使っていましたからね。よくテレビの裏のスリットから中を覗いて真空管が明るくなっているのを見てましたぁ〜。テレビと比べるのは間違いかも知れませんけど。
その頃のおもちゃのトランシーバーだってトランジスタを使用してたでしょうけど、3石とか4石みたいなので(あまり詳しくないけど)、11トランジスタ(11石)は自慢出来たのではないかと思います。

 

このトランシーバーのお陰で、熱が冷めていたフリラー運用をまた再開しようかと思います。昔トランシーバーごっこした経験からか、やっぱり古いCB無線機で交信出来る事に魅力を感じます。

 

このトランシーバーは、お気に入りの1台になりました。

FT2Dを軽トラのピラーに取り付けました。

↓ 左は日中、右は夜間走行。

夜間走行時、FT2Dが目の高さに近いので液晶が眩しいかなと心配でしたが、照明が暗くて眩しく無く安心しました。

 

利用した部品は大型モニター対応貼付基台 YAC VP-T31とホームセンターで調達したアルミの角パイプです。
モニター用基台のプレートは要らないので外し、代わりに穴あけ加工したアルミ角パイプで取り付けしました。

↓ 上はYAC VP-T31、下が加工後。

↓ 軽トラのピラーに付いていた取手を外して、そのボルト及び穴を流用。
私のFT2Dは、これらの基台に取り付け出来る様に乾電池用ケースを加工してあります。

 

↓ 要らなくなった基台のプレートと軽トラの取手。

ハンドマイクに延長ケーブルを繋げて使っていたら、別のリグからの14MHz 50W(35W以上)の電波(FT8)が回り込み、PTTを押しても送信出来なくなりました。

対策を先に言うと、トロイダルコアにマイクケーブルを巻いたら解消されました。

↓ 対策後のマイクケーブル

 

上記とは別に、手元にあったメーカー不明のパッチンコア1つを単純にパッチンしただけでは完全に防げませんでした。
試しませんでしたが、パッチンコアを複数使用したり、マイクケーブルを巻いたりしたら完全に防げたかも知れません。

↓ そのパッチンコア