Eステップキャリブレートを、またやりました。

前回は20ミリのキューブを使用しました。今になって思えば、測定物として小さく感じます。例えば100ミリの造形物の場合、20ミリキューブの測定誤差が5倍になるはずです。なのでキャリブレートに使用する造形物は大きい程良い訳です。でも大きいと造形に時間もかかり、また手持ちのノギスは150ミリまでしか測定出来ません。

↓ なので手頃な50ミリのキャリブレート用造形物を自作しました。

 

↓ 凹みがどんな役割をしているのかを知る為に、2枚の画像を見比べて下さい。シームの位置が変わっています。

 

↓ Eステップキャリブレートを行った事で変化した伝達比。

初期値 1回目 2回目(今回) X : 80.0 79.8 80.1 Y : 80.0 79.6 80.2 Z : 400.0 397.4 398.9

↑ X軸とY軸は、1回目と2回目の平均値が初期値みたいな事になっている。Eステップキャリブレートは、私みたいな素人がやる必要は無い?

 

先日ネジ物を3Dプリンターで造形してから、M型コネクター用キャップの造形を思い付いたのでやってみました。

環境
Ender-3 V3 SE + Cura + FreeCAD

↑↓ ネジ山の一部に凹みがある理由は、ネジ山にシーム(繋ぎ目)が影響しない様にする為(そうなったらいいなぁ〜♡。みたいな試み)。小さな円でくりぬいた凹みを作り、そこにシームを集める。

 

↓ 使用例、同軸切換器で市販品と比べる。

 

私、寸法を憶えている自信が無いので備忘録。

↓ ネジの仕様は、ネジ径16.5mm、ピッチ1mm、長さが12mm。このキャップの深さは12mm+4mm=16mmになるので、リグや画像の同軸切換器、それにアンテナ基台のM型コネクターに合います。但し、当局所有の無線機材だけでの確認な上、当局所有の3Dプリンター環境固有のものであって、世の中全てのM型コネクターに合うとは思いません。

実を言うと、少し緩い感じで、ちょっとだけネジ径を小さくした方が良いと思っています。

後日、ネジ径16.3mmで造形しました。ねじ込んだ奥が少しきつく、何度かM型コネクターにねじ込んだら良い感じになりました。カスが出ましたけど。私の環境では、ネジ径16.4mmが良いかも。