OLEDのクリア方法を代えてパラパラを無くしました。

環境はこちらの別サイトに習い整えました。
Raspberry Pi: OLED-Display 128×64 mit Python ansteuern (I2C)

 

ここでは、上記環境下での画面クリアの違いを動画で見比べます。

動画前半(改善前)→ oled.cls()
動画後半(改善後)→ draw.rectangle((0, 0, 127, 63), outline=0, fill=0)

 

↓ 動画前半がパラパラした(瞬きする様な)表示になってしまっています。後半からはパラパラせず普通に見やすい表示器です。

 

↓ 動画後半のPythonコードで、無限ループする描画に関した部分です。

#oled.cls()
draw.rectangle((0, 0, 127, 63), outline=0, fill=0)
# ↑ oled.cls()の代わりに画面全体を黒色の四角で塗りつぶす。

draw.text((0, 0), data1, fill=1)
draw.text((0, 17), f'{data2:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)
draw.text((0, 34), f'{data3:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)
draw.text((0, 51), f'{press:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)
    
draw.text((55, 17), "C", font=FreeSerif14, fill=1)
draw.text((55, 34), "%", font=FreeSerif14, fill=1)
draw.text((55, 51), "hPa", font=FreeSerif14, fill=1)

oled.display()

time.sleep(1)

oled.cls()の代わりにdraw.rectangleで画面全体を黒色の四角で塗りつぶし、それから必要な描画設定をして最後にoled.display()で表示させます。

この記事は「 OLED-Displayと等幅フォント 」からの続きです。

 

文字を反転させてハイライト表示にして、〇〇である事を強調するようにしてみました。

反転文字と書きましたが「反転したように見える」が正しいかも。

 

↓ Ambient(ambidata.io)へデータ送信した時だけに、OLED-Displayの四角内を反転させます。四角内の数値の単位は分でありカウントダウンします。表示の更新は1分毎ですが、送信は5分毎にしています。

↓ データ送信しない表示更新時は反転させません。

 

私が凄く参考にしているサイトです。
Raspberry Pi: OLED-Display 128×64 mit Python ansteuern (I2C)

 

↑ このサイトのソースコード “Beispiel 3” を参考にしています。↓

↑ A、B、Cの四角を描くソースコード(Python)です。↓

#!/usr/bin/env python
# coding=utf-8

# Bibliotheken importieren
from lib_oled96 import ssd1306
from smbus import SMBus
from PIL import ImageFont

# Display einrichten
i2cbus = SMBus(1)       # 0 = Raspberry Pi 1, 1 = Raspberry Pi > 1
oled = ssd1306(i2cbus)

# Ein paar Abkürzungen, um den Code zu entschlacken
draw = oled.canvas
DejaVuSerifBold14 = ImageFont.truetype('DejaVuSerif-Bold.ttf', 14)

# Display zum Start löschen
oled.cls()
oled.display()

# Formen zeichnen
draw.rectangle((80, 10, 127, 63), outline=1, fill=0) # A
draw.rectangle((10, 20, 100, 50), outline=1, fill=1) # B
draw.rectangle((0, 0, 20, 30), outline=1, fill=0)    # C

draw.text((110, 20), "A", font=DejaVuSerifBold14, fill=1)
draw.text((50, 25), "B", font=DejaVuSerifBold14, fill=0)
draw.text((4, 5), "C", font=DejaVuSerifBold14, fill=1)

oled.display()

outline や fill の値を1又は0にする事で、縁取りの線や塗りつぶしの色が白や黒になるようです。

ただ、outline を0した場合などは、四角の重ね位置により意図しない描画になる事がありました。

 

使用OLED-Displayは秋月電子通商の製品で通販コードP-12031です。

この記事は「 OLED-Display 128×64とPython 」からの続きです。

 

右寄せに嬉しいフォントが足元にありました。

フォントを FreeSans.ttf から DejaVuSansMono.ttf に変えました。

 

その足元とは、ラズパイの中です。Raspberry Pi OS Liteなのですが最初から入っていたのでしょうか? 等幅フォントで右寄せに良い感じのフォントです。

↓ その等幅フォントで表示させると温度、湿度、気圧の数値を右寄せに、小数点を揃える事が出来ました。それに、見やすいフォントなのでちょっと満足。因みに、日時のフォントは別のフォントです。

 

↓ こちらも右寄せなのですが、使用した FreeSans.ttf が等幅フォントでは無いせいか小数点の位置が不揃いです。気圧値がズレています。当初は、この状態で気持ち悪かったのですが、解決してスッキリです。

 

その等幅フォントは、DejaVuSansMono.ttf

/usr/share/fonts/truetype/dejavu/DejaVuSansMono.ttf

↓ ラズパイの中をfindコマンドで

$ sudo find / -name "*.ttf"

この検索に複数ヒットして、その中にありました。

 

↓ FreeSans.ttf から DejaVuSansMono.ttf に変えた所のコード(Python)は

#FreeSans14 = ImageFont.truetype('FreeSans.ttf', 14)
DejaVuSansMono14 = ImageFont.truetype('DejaVuSansMono.ttf', 14)
oled.cls()

draw.text((10, 0), data1, fill=1) #日時
draw.text((10, 17), f'{data2:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)#温度
draw.text((10, 34), f'{data3:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)#湿度
draw.text((10, 51), f'{press:>6.1f}', font=DejaVuSansMono14, fill=1)#気圧
    
draw.text((65, 17), "C", font=DejaVuSansMono14, fill=1)
draw.text((65, 34), "%", font=DejaVuSansMono14, fill=1)
draw.text((65, 51), "hPa", font=DejaVuSansMono14, fill=1)

oled.display()

 

この記事の続きは「 OLED-Displayと反転文字 」です。

長い時間と過労(長時間のGoogle検索)を経て、表示させたい値をSSD1306使用0.96インチ128×64ドット有機ELディスプレイ(以下OLEDディスプレイ)に表示させる事が出来ました。

↑ Raspberry Pi 4のI2Cで各センサーから得た値をOLEDディスプレイに表示させている。データは5分毎にAmbient(ambidata.io)へ送り蓄積させています。↓

 

OLEDの表示に関して、凄く参考になったサイト

Raspberry Pi: OLED-Display 128×64 mit Python ansteuern (I2C)

 

↑ 凄く参考になったサイト(横文字でドイツ語?のサイトなので、私はコードを眺めるだけですが)の″Beispiel2″のコードを参考にしてフォントサイズを変えてみると。↓

↑ 日時のフォントサイズはデフォルト?で、温度、湿度、気圧のフォントサイズを14にしてみました。

 

フォントサイズに関するコード(Python)の一部です。

from lib_oled96 import ssd1306
from smbus import SMBus
from PIL import ImageFont
FreeSans14 = ImageFont.truetype('FreeSans.ttf', 14)
oled.cls()

draw.text((10, 0), data1, fill=1) # 日時
draw.text((10, 20), f'{data2:>8.1f}', font=FreeSans14, fill=1) # 温度値
draw.text((10, 35), f'{data3:>8.1f}', font=FreeSans14, fill=1) # 湿度値

draw.text((60, 20), "C", font=FreeSans14, fill=1) # 温度の単位
draw.text((60, 35), "%", font=FreeSans14, fill=1) # 湿度の単位

oled.display()

温度値と湿度値の表示は、桁数指定と右寄せをしています。気圧値の表示も右寄せをさせてますが、現時点で1000hPa未満の5桁(小数点を含む)にならないので確認出来ておらず恥ずかしいので気圧のコードは載せていません。

 

この記事の続きは「 OLED-Displayと等幅フォント 」です。

1PPS出力のあるGPSが2つ有るので(どちらも秋月で購入)、1PPSに個体差が有るのか、オシロスコープで比べて見ようと思います。秋月の取説によるとどちらも1PPS確度は±10nsだそうです。なので個体差があっても20ns以上離れない訳かなぁ?

GPS(A)
GPS受信機キット 1PPS出力付き「みちびき」3機受信対応
秋月通販コード K-09991

GPS(B)
GNSS(GPS・GLONASS・QZSS)受信機キット 1PPS出力 みちびき3機対応 アンテナセット付キット
秋月通販コード K-13850

 

↓ 2つのGPSから得られる1PPSの立ち下がりをオシロスコープで比べました。片方(A)は十分に衛星を捉えられず、1PPS出力を時々しか得られられない環境です。尚(B)は外部アンテナ仕様なので安定して1PPSを得られます。

↑ これでも良い状態と思われる時の画像です。この時は66ns離れています。両方とも1PPSの確度は±10nsなのですから、離れても20nsのはずだと思うのですけど。

不安定な時に、一時的に20ns以内に近寄る事はありますが、直ぐに通り過ぎてしまい簡単に50ns以上離れてしまいます。

 

私の測定方法や環境が悪いかも知れませんが、1PPSを出力しているのですから、取説通りに±10ns以内に収まって欲しい。…私の解釈が間違っている?

 

 

話は今回使用したデジタルオシロスコープに。

このオシロは中華製のFNIRSI-1013D。今回は1秒に1度しかトリガーに反応しない信号(1PPS)を、50ns/divでの波形観測でしたけど、デジタルならではの良さを感じました。同信号をアナログオシロで見ようとしも輝線が見えませんでした。

私が持っているアナログオシロは50ns/divや20ns/divにすると輝線が薄くなってしまうのです。輝度を最大にしても今回は見えません。

中華製とかは関係無く、今回はデジタルオシロスコープの良さである輝線が消えない事に感心しました。