当局で初めての14MHz用アンテナは、ツェップ型アンテナを自作する事にしました。

LCのデータ

ポリエステル銅線(PEW)線径1.2mm
コイルの直径約33mm(両面テープを含む)
コイルのインダクタンスは実測約5.1μH(だったと思います)
コンデンサは3D2Vで代用して25cm(25pF)

 

↓ コイルを巻く所に超強力両面テープを巻いて置くとコイルの調整が楽です。

 

マッチング部の調整後のSWRは、ほぼ1.1になりました。

 

マッチング部単体で、バンド内1.5以下に収まりました。

 

さて次は実際にエレメントを付けて、調整したいと思います。

 

追記:2018/3/28

実際にエレメントを繋げて、自作のツェップ型アンテナを上げました。

 

↓ まだ調整は途中ですが、SWRは良い感じです。

今回は、セメダインの電気部品用接着剤 SX720Wを少しずつ塗布して、SWRの変化を観察してみます。

 

↓ 1回目の塗布箇所、写真に写っている所だけにSX720Wを塗りました。

 

↓ すると、SWRの変化ほぼ無し。上は塗布前、下が塗布後。

 

2回目、赤丸部分のみ追加塗布。その箇所はコンデンサー代わりの3D2Vで網線が剥き出しになっていた所です。

 

↓ これも、SWRの変化無し。上は2回目の塗布前、下が塗布後。

 

3回目は、給電部の網線が剥き出し部分に塗布しました。(赤丸部分)

↓ 上は塗布前、下が塗布後。

 

↓ 今度も塗布後のSWRに変化はありませんでした。

 

4回目、塗布箇所は赤丸部分。

 

↓ 今度は少し共振周波数が低くなったみたいです。上は4回目の塗布前、下が塗布後。

 

5回目、塗布箇所は赤丸部分。上は塗布前、下が塗布後。

 

↓ 今度はSWRの変化は無かったです。上は塗布前、下が塗布後。

 

結局の所、この電気部品用接着剤を塗布してもSWRの変化はほぼ無い様です。以前SWRが変化した本当の原因は不明となりました。もしかすると測定時、周りの何が影響してたのかな。

訂正

以下の約20.7巻きは約18.5巻きなのかも知れません。投稿後、不安になりもう一つ作成すると、約18.5巻きで目標付近の共振周波数になりました。

目標共振周波数 18.102MHz

 

 

前回の「ツェップアンテナ自作その1」は失敗でしたが、今回は上手くいきました。と思います。

やっぱり、コイルの巻き数で共振周波数を調整する方が良い様です。

計算ではコンデンサー容量17.5pF、コイルのインダクタンスは4.42μH(巻き数21.7)でしたが、私のコイルでは約20.7巻きになりました。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整が終わったコイルとコンデンサー部分です。使用塩ビパイプの外径は18mm、コンデンサー代わりの同軸ケーブルは3D2Vです。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整過程のSWRの変化が分かる様に3枚の画像を合成した物です。画像中の18.102MHzはJT65で使用する周波数です。

Aはコンデンサー20.0pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整前)
Bはコンデンサー17.4pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整中)
Cはコンデンサー17.4pF相当、コイル約20.7巻き ←(調整後)

 

最後の画像は5kΩの抵抗で調整が終わった後に、同じ条件で別のアンテナアナライザーで測定した物。18MHz帯のアマチュアバンド18.068MHz〜18.168MHzが、分かり易い様に矢印などを描き加えてあります。画像中の18.154MHzはSWRが一番低い周波数です。

 

あとで、実際にエレメントを繋げてアンテナを上げてみたいです。ちゃんとSWRが下がるのかなぁ〜。

久々に7MHzのアンテナのSWRを測ったら、写真のように上の方にズレていました。

最近は殆どJT65しかやっていないので、7.076MHzのSWRは6(指針の方が正確)のようです。そう言えばCQ局にコールしてもピックアップされない事ばかりだった。ので、これも原因だったような。

7.190MHzはSWRが一番低いポイント

明日は足利の大岩山で移動運用。用意するアンテナは430用の6エレ八木アンテナです。そこで、あの500円八木アンテナを私も作ってみました。参考にしたサイトはJAMSATです。

給電部はこんな感じ

アンテナ調整中

調整完了です。

デップ点は432.511MHz

 
 

本日手に入れた中古のボール盤です。これで木製のブームに穴を開けました。

ナカネのNS-14R