Ender-3 V3 SEの配線が原点移動時(マイクロスイッチをオンする時)にZ軸用レールに接触する。これが使用始めた時から気になっていました。

ネット上に、この3Dプリンターのレビューが幾つもあるのに、この接触に付いての話題が無い。なんで、みんな気にならない?

↓ 私は気になるので、こんな物を造形してみました。

 

これをステッピングモーターに腰巻きの様に着せて(取り付けはネジや接着剤は不使用だけど、寸法がキツキツだったので簡単には外れない)、配線を少し拘束してZ軸用レールに接触しないようにする。こんな感じで ↓

↑ 青矢印の所で接触するのだけど、今回の造形物を取り付けたので接触しない。

だけど、後日発覚。青矢印の反対側で接触しないけどギリギリになっていました。赤矢印の部分を少しステッピングモーター側に短くしたらバランス良くなるかも。ですが、このままでも問題無いので使います。

 

まぁ。なんと言うか。言ってしまえば、時々端に行った時だけ接触するのと、常時拘束されるのとで、配線にどんな影響の違いがあるのか分からないんだけど。私が気になる事など些細な事です。

 

以前もやった穴の水平展開を、またやりました。

使用3Dプリンターとスライサーは
Ender-3 V3 SE
UltiMaker Cura

以前の穴の水平展開時と異なる事は、Eステップキャリブレートを行ったので、設計値に対し造形物の大きさが変化する(はず)事と、シームが内径に影響しない設計にした事。

と言っても、対象の造形物は直径3mmの穴。なのでEステップキャリブレートの影響は分からない。でも、シームの影響が無い事は大きく、ネジ径3mmのボルト(ビス)が入る入らないが起こると思います。

 

↓ 穴にシーム(繋ぎ目)が無い様にとは。ネットで見つけた記事を参考にした方法で、穴に凹みを作りそれをY軸の奥(マイナス方向)に向けてやる。そうする事で凹みにシームが集中し穴に影響しない。

Eステップキャリブレートをやってみました。

私、3Dプリンターは始めたばかりのマジ初心者。YouTubeを見ていたら初めて知りました。ステッピングモーターのステップ数を調整出来る事を。X軸、Y軸、Z軸とExtruder用のステップ数を、それぞれ調整すると正確に造形出来るらしい。

3Dプリンターは、Ender-3 V3 SE
造形物は、XYZ 20mm Calibration Cubeが合計2個。旧伝達比(工場出荷値?)で1個、新伝達比で1個。

 

↓ XYZ 20mm Calibration Cubeを造形してノギスで実測。その値を元にステップ数を割り出す。EはExtruderでフィラメントの押し出し長さ。設定で100mm押し出し、実際は何ミリだったかを物差し(定規)で測る。

調整前実測値 旧伝達比 新伝達比 X : 20.05mm 80.0 20÷20.05×80=79.800 79.8 Y : 20.10mm 80.0 20÷20.10×80=79.601 79.6 Z : 20.13mm 400.0 20÷20.13×400=397.41 397.4 E : 101 mm 424.9 100÷101×424.9=420.69 420.7

↑ 伝達比を英語表記するとSteps-per-mmになる。場所は
Control → Motion → Steps-per-mm →

 

結果は良好。XYZ 20mm Calibration CubeのXYZ共に20.00mmになりました。

正直に言うと、測り方によって百分の数ミリのばらつきはあります。中間値が20.00mmと言う事で。

 

最後は調整後のExtruderのフィラメント押し出し長さの結果です。これも実測100mm丁度でした。定規で測ったので1mm単位の精度ですが。

 

上記で「結果は良好」と書きました。私がそう思っているだけで、真の結果は分かりません。でも、趣味で自分用3Dプリンターだから、私本人が「良好」と言うなら良好です。

車内常備してあるリップステックが、小物入れの中で左折や右折する度にコロコロ音がするのでイライラしていました。

↓ 先日ポチった3Dプリンターで作ろうとなり、これを造形しました。

↓ リップステックが取り易い様に設計したつもり。

↓ FreeCADのスクリーンショット。

↓ UltiMaker Curaのスクリーンショット。円が綺麗になる様に縦に造形。この形は殆ど糸引きは有りませんでした。

 

2023年12月6日現在は、この造形物はやめて新しい造形物に替えました。新たなページは、フィラメント支持アームを新造形です。

 

フィラメントドライヤーをポチッたので、スプールホルダーを外して、その代わりにフィラメントを通す穴を造形しました。そうフィラメントガイドアームです。

↓ 180mm/sで印刷中。フィラメントの供給は無理なく行われました。その時のフィラメントの曲がり具合も画像様に無理の無いカーブとなっていて、印刷が終わるまで、ほぼこのカーブを維持しました。

↑ 実際に50分の印刷に使用してみました。画像の様に1kgのフィラメントはローラー付のスプールホルダーに載せてやると良い感じです。

私は1kgの物を3Dプリンター上部に載せるのは避けたいですね。印刷中、1kgのフィラメントが3Dプリンター上部でユサユサ揺れるが気になりますから。

 

FreeCADで設計したモデルが、実物として手に出来るって凄いですよね。3Dプリンターを買って良かった。今まではPC画面の中だけだった物が、実物となって手に出来る。凄い事なので2回言いました。

↓ FreeCADのスクリーンショット。

↓ UltiMaker Curaのスクリーンショット。