簡単WiRES-X使用の2局と普通のアナログFMで交信中の音声をスペクトル表示させてみました。簡単WiRES-Xの受信側も簡単WiRES-Xで、アナログノード同士の受信。録音はHRI-200背面のモニター端子から、アナログFM局はリグのスピーカー端子からPCMレコーダーのSONY PCM-D50で録音しました。

 

簡単WiRES-Xの音声帯域の上限は4kHzみたいですね。アナログのFMはそれを少し上回る感じに見えます。簡単WiRES-Xの音色はアナログFMに近いレベルでしょうか。

 

次はデジタルノード局の音声をスペクトル表示してみると。

 

こんな感じです。

 

だから何?みたいな事になりました。

パソコンのUSBから5Vを供給したら、ヒー音がマイクに乗る用になってしまいました。自作スピーカからも小さな音で聞こえます。

 

↓ それならばと言う事で、スマホのUSB充電用ACアダプターにしてみると、自作スピーカーからはそのノイズは消えたのですが、まだマイクにヒー音が乗っていると変調レポートを頂きました。

 

↓ ならば、ならばと、モバイルバッテリーに変えたら、そのヒー音がマイクにも乗らなくなり、OMさんから「しーんとした中から声が聞こえるようになりました。」とFBなレポートを頂きました。

 

ノイズは自分ではなかなか気が付かないので、ノイズを消すのは大変です。お付き合い頂きました方々に感謝します。ありがとう御座いました。

うん十年ぶりの電子工作だったので、いまいちな部分が発生。まぁ、私のテキトウな性格が災いしたのですが。

取り敢えず完成後の3日間使用してびっくり!

↓ 完成から3日後の今夜遅くになって、気のせいかLEDの明かりが少し暗く感じました。電圧を測ったら無負荷(スイッチON、受信音無し)で約3.6Vしか無い!

使用前は5Vを超えていたのにな〜。

 

↓ 待機電流を測ると電源電圧5V時に約15mA。LEDへの配線をカットすると6.5mAなので、LED無しならもう少し長持ちするでしょうね。当たり前ですが。

 

次は、オーディオアンプに使用した8ピンのICの温度を測ってみました。ラウンドQSO中の温度です。受信時ピークで約90mA(LED点灯の8.9mAを含む)位流れていますので、スピーカーを鳴らすのにピークで約80mA流れてる計算です。

↓ スポット1がオーディオアンプのICで温度が21.5℃ですね。スポット2は基板で18.0℃、この時の室内温度は15.5℃。オーディオアンプのICはあまり発熱していないようです。

オーディオアンプIC HOLTEK HT82V739-DIP-A

 

今度は電池駆動はやめて、USBから電源を取る事にします。

↓ 丁度良いケーブル(白いケーブル)が手元に有りました。これは監視カメラの付属品でDCプラグのサイズも標準みたいなので、これに合うジャックを購入しましょう。

 

と言う事で、こうなりました。↓
USBケーブルをカットしてDCプラグを取り付けたケーブルで電源供給。

 

一応、簡単WiRES-X用マイクアンプの自作終了。

本日、一年越しの想いが叶いました。それは、簡単WiRES-X用自作マイクアンプの製作です。

正面(左)と背面(右)

 

このマイクアンプの製作中、正常に動作しない事に見舞われ、自力では解決出来なかった事をアップします。

それは、PTTが効かなかった事です。この事をOMさんに尋ねると、PTTの回路はアースに落とさず独立させないと駄目で、UP、DWNスイッチなど使用しない回路を利用すると良いと教えて頂きました。

↓ 次画像に写るのは八重洲無線のダイナミックマイクMH-31の基板です。左画像の赤矢印に半田付してあった緑色のワイヤーを、右画像の赤矢印部分に配線を変更。そこから伸びたプリントパターンも青矢印部分でカット。これでUPスイッチ用回路をPTT用マイクスイッチの片方に利用出来ます。

左は加工前、右が加工後

本日IDが届いたので、早速マイノードを開設しました。私のルーム名はJM1LXS-ROOMで#29491です。試験的に常時運用してみます。

 

使用機材は

  • HRI-200
  • VoIP Handset VH-MD6
  • FMV-B8230 Core Solo 1.2GHz 2.5GB
  • 光回線
  • 接続リグ無し