Onshapeでスケッチする時、変数テーブルを使うと便利。

例えば、内径を変更すると外径を追従させる事が出来る。以下のスケッチ(赤星印)の内径φ11.7に対して外径φ13.7は
(#Large_circle+2)mm
の計算式によって2mm大きくなる。

 

カット&トライで内径を優先して決めたいけど、外径は内径+2mm(肉厚1mm)に成れば良い場合など、変数テーブルは便利です。

とあるユーチューバーの動画を観た事で、私の悩みが解決しました。この記事は、その備忘録です。

とあるユーチューバーの動画

Make your OctoPrint webcam 16:9

OctoPiに接続されたHD 1080PのWebカメラのアスペクト比が4:3になってしまう現象を、正しい16:9に変更する。

↓ OctoPrint設定のClassic Webcamでアスペクト比が16:9になっていても、4:3で表示されてしまう。

↓ HDカメラなんだから、このようにアスペクト比16:9で表示させたい。

 

解決方法は /boot/octopi.txt の内容を変更する。その後ラズパイ再起動。

$ sudo vi /boot/octopi.txt

#camera_usb_options="-r 640x480 -f 10"
camera_usb_options="-r 1920x1080 -f 30"

 

v4l2-ctl で確認すると。

$ v4l2-ctl --device=/dev/video0 --get-fmt-video
Format Video Capture:
	Width/Height      : 1920/1080
	Pixel Format      : 'MJPG' (Motion-JPEG)
	Field             : None
	Bytes per Line    : 0
	Size Image        : 4147789
	Colorspace        : sRGB
	Transfer Function : Rec. 709
	YCbCr/HSV Encoding: ITU-R 601
	Quantization      : Default (maps to Full Range)
	Flags             :

我の3Dプリンター Ender-3 V3 SE をLAN接続すべくOctoPiをRaspberry Pi 2 Model B(ラズパイ2)にインストールしました。

3Dプリンターのある部屋は別なので、LAN接続されてノズルやヒートベッドの温度が、離れた部屋から確認出来るようになって便利。

↓ OctoScreenもインストールしたので、タッチUIだよ。

【2024年9月13日追記】もう落ちた。インストールした翌日(正確には同日)にOctoScreenだけ落ちてLCDには普通のディスクトップ画面が表示。OctoPiは稼働していたけど。やっぱりラズパイ2には荷が重い?
え〜と、OctoScreenが重い?

【2024年10月2日追記】↑ でしたが、解決?
今迄の症状は、ラズパイ2(OS)起動時にOctoScreenの立ち上げが失敗して、普通のディスクトップ画面になる事が多く、何度かOS再起動してやっとOctoScreenが立ち上がると言うのが今迄の事。
でも、ネット記事で知った事だけど、OctoScreenを優先する為に、lightdmを無効にするといいと有る。実際これをしたらラズパイ2起動時、毎回OctoScreenが立ち上がるようになった。

$ sudo systemctl disable lightdm.service

↓ MacのChromeでOctoPiに接続。

 

Ender-3 V3 SEに有るUSB-C端子は何に使う?
と1年近く分からないで居たけど、こんな便利に使えるとは。もっと早く知れていれば良かったけど、今回知れて良かった。

私にとって始めての3Dプリンターであり、唯一所有する Ender-3 V3 SE は、ABSフィラメントを推奨されていない。けど、ネット上の情報では、場合によっては出来るらしいので、ABSフィラメントに挑戦してみました。

ポチったABSフィラメントは、eSUN ABS PRO(ラベルには eABS+HSと表記)1kgで、ポチった時の価格は税込2,319円。

↓ 黒マジックで書いた数値は、開封してフィラメントドライヤーで乾燥した後に測ったリール込みのフィラメントの重さです。1,155.5gでした。

↓ 始めてのABSフィラメントで造形。

↑ よく見るとエレファントフットになっている。指で触るとよくわかる。

↓ ファン速度を変えて造形したエレファントフットの、出具合を比べてみた画像です。上記ラベルのようにファン速度を0%したら、エレファントフットになってしまいました。30%なら大丈夫みたいです。

↑ 他には目立った不具合は無さそうです。よく言われる事で、「ABSはそりやすい」と言いますが、この事例ではそらないようです。スティックのり等を塗らずとも、良く定着していました。大きさや形の問題なんでしょうか?

私はこの様な小物を多く造形するので、これからはABSフィラメントをEnder-3 V3 SEで使用してみようと思います。

ファン速度30%の上記画像造形物の造形データを備忘録。

  • 室温:30.1℃
  • フィラメント:eSUN eABS+HS 白
  • 3Dプリンター:Creality Ender-3 V3 SE エンクロージャー無し
  • ノズルサイズ:0.4mm
  • スライサー:UltiMaker Cura 5.8.1
  • レイヤー高さ:0.2mm
  • ノズル温度:250℃
  • ビルドプレート温度:100℃
  • ファン速度:30%
  • フロー:100%
  • 印刷速度:50mm/s
  • ウォール速度:25mm/s
  • 初期レイヤー速度:20mm/s

Top平面にスケッチした曲線とFront平面にスケッチした曲線を使用して投影曲線を描き、この投影曲線を元にスィープしました。

この形はアルファベットのJです。JM1にしようと思っていたのですが、Mの形が複雑だったのか投影曲線から四角でスィープしてもエラーしてしまいました。断面が円なら問題無いけど四角だと少し複雑な投影曲線ではスィープ出来ないようなので、Jだけにしました。

 

3D model-viewer ↓