訂正

以下の約20.7巻きは約18.5巻きなのかも知れません。投稿後、不安になりもう一つ作成すると、約18.5巻きで目標付近の共振周波数になりました。

目標共振周波数 18.102MHz

 

 

前回の「ツェップアンテナ自作その1」は失敗でしたが、今回は上手くいきました。と思います。

やっぱり、コイルの巻き数で共振周波数を調整する方が良い様です。

計算ではコンデンサー容量17.5pF、コイルのインダクタンスは4.42μH(巻き数21.7)でしたが、私のコイルでは約20.7巻きになりました。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整が終わったコイルとコンデンサー部分です。使用塩ビパイプの外径は18mm、コンデンサー代わりの同軸ケーブルは3D2Vです。

 

次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整過程のSWRの変化が分かる様に3枚の画像を合成した物です。画像中の18.102MHzはJT65で使用する周波数です。

Aはコンデンサー20.0pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整前)
Bはコンデンサー17.4pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整中)
Cはコンデンサー17.4pF相当、コイル約20.7巻き ←(調整後)

 

最後の画像は5kΩの抵抗で調整が終わった後に、同じ条件で別のアンテナアナライザーで測定した物。18MHz帯のアマチュアバンド18.068MHz〜18.168MHzが、分かり易い様に矢印などを描き加えてあります。画像中の18.154MHzはSWRが一番低い周波数です。

 

あとで、実際にエレメントを繋げてアンテナを上げてみたいです。ちゃんとSWRが下がるのかなぁ〜。

追記
作ってみましたが、SWRが高過ぎて使い物になりませんでした。
次の写真は、5kΩの抵抗を付けてアンテナアナライザーで測った時の写真です。

コンデンサー容量が12pFのはずが、約9pF(同軸ケーブル長89mm)にしなければ希望共振周波数18.102MHzになりませんでした。この時、同軸ケーブル長140mmから切り詰めて調整を始めましたが、切り詰める前の方がSWRが低い値でした。勿論、共振周波数もズレズレで16MHzでしたけど。

この経験から、コンデンサー容量は多い方が良いのかと思いました。コンデンサー容量での調整では無く、コイルの巻き数で調整するのが成功法なのかも知れません。実際、CQ誌の記事には17.5pFを使用してコンデンサー容量は変えずに、コイルの巻き数で調整する方法の様です。

 

 

↓ では、失敗した内容の投稿をそのまま残します。

ツェップ型アンテナの自作に挑戦します。で今回は、試しにコイル巻きをしてみました。

次の画像は18MHzのコイルです。LCRテスターのDE-5000で測定したらインダクタンスが約6.5μHと約6.7μHでした。

2つ作った理由は、コイルの長さの違いで共振周波数の帯域幅が変わるのかを見たい為です。でも変化するのか分かりませんが。

使用コンデンサーの値は12pFを想定して、共振周波数を18.102MHzにしたいので、コイルのインダクタンスは6.44μHのはずが、適当に巻いた為この様な値になりました。

尚、共振周波数の調整はコンデンサー代わりに使用する同軸ケーブルの切断で行う予定です。またこの様な値にした理由に根拠はありません。適当です。

秋月電子からLCRテスターのDE-5000を手に入れたので、早速インダクタンスが測れるかを試してみました。

そもそもDE-5000の購入理由は、ツェップアンテナを自作する時、コイルのインダクタンスやコンデンサー容量を測定する為なので、ポリエステル銅線を数回巻いて計算通りの値が計測出来るかを試したのです。

計算時に使用させて頂きましたサイトは
ゲルマラジオの試作工房

以下一枚目の画像がゲルマラジオの試作工房さんの物です。(フリーハンド的な赤線は私が引きました。)

 

次の画像は、DE-5000で上記画像の計算値に習って48パイの塩ビパイプに0.37mmのポリエステル銅線を4回巻き付けて測定した時の写真です。
ちなみに、1KHzではインダクタンス測定が出来なく、10KHz及び100KHz時に可能でした。

計算では2.09μHでしたが、このテスターでは2.068μHになりました。

私的には充分な性能と思います。

ラズパイにディスプレイを取り付けてみました。

モバイルバッテリーからのUSBケーブル一本でスッキリ。これでUSB WiFiドングルも作動中なので、PCのターミナルから操作出来る。