【注意】この記事には、ラズパイやラズパイで動くC言語で書かれたソフトの内容を含みます。しかし、私はこれらの専門家では無く素人です。記事内容に誤りがあるかも知れません。

以前、ラズパイ5にGNSSモジュールを繋げて、Straturm 1相当のNTPサーバーを作りました。RPi5とGNSS(GY-NEO-6MV2)

あの時の環境で使用したラズパイ5を、ラズパイ2に変更して Straturm 1相当のNTPサーバーにしようとしたら、相当苦労しました。
この記事は、その苦労話です。

↓ この画像は、相当な苦労と時間を費やした成果で得た、思い通りに動く様になった時のものです。

 

何に苦労と時間を費やしたかと言うと、上記の画像にある緑、黄、赤のLEDが点灯しないのです。思い通りに点灯するまでに相当な苦労をしました。

 

結局、LEDを点灯させる自作ソフトの起動順序が良く無かった様で、点灯する様になった起動順序にして、この件は落ち着きました。

 

 

私の苦労話・・・みじかっ!

 

 

これで、本当にこの記事が終わってら、私が寂しいので、ちょっとだけ詳しく書き残します。

↓ 自作ソフトAとBの関係を示すフローチャート。自作ソフトAは同期先判定を担当、自作ソフトBはLED点灯を担当。

↑ フローチャートで分かる通り、自作ソフトBは、自作ソフトAに依存してします。それは、自作ソフトAの判定結果で変化する共有メモリ内の情報を自作ソフトBで読み取り、LEDを点灯させているからです。

 

LEDが点灯しなかった原因は?

自作ソフトAとBを自動起動する為の、ユニットファイルの記述に注意が必要でした。この事が関係してLEDが点灯しなかったのです。

では、上手くLEDを点灯させる為の自作ソフトAとB、それぞれのユニットファイルを見てみます。

先に起動させたい自作ソフトAのユニットファイルは
After = cron.service

自作ソフトAの次に起動させたい、自作ソフトBのユニットファイルは
Requires = 自作ソフトA.service

↑ 以上が上手くいったユニットファイルです。青文字部分が肝でした。

 

最後に、LEDが点灯しなかった時の自作ソフトA用の駄目なユニットファイルは
After = chrony.service

結果は駄目だけど、私は After = chrony.service で良いと最初は思った。なんでダメなんだ?

ずいぶんと久し振りに、Ender-3 V3 SEのファームウェアアップデートをしました。V1.0.6 から V1.1.0に。

↓ ファームウェアアップデート完了後のInfo画面と、私のEnder-3 V3 SE に使われているチップです。

 

私、この3Dプリンターのファームウェアアップデートは苦手です。ファームウェアに同封の取説は簡素で、しかも中国語。
中国語を翻訳してその通りに作業をしても上手くいった事が無い。
実際、今回も中国語の説明通りに作業をしたら、スクリーン画面が最初のCREALITY文字が出る前の状態で進まない。一旦電源を落とし、SDカードを抜いて電源入れても、さっきの画面で止まったまま。「あ〜壊れた?」と思ったくらい。「やるんじゃ無かった」と後悔。

 

と後悔したままではいられない。さっきまで正常に使用出来ていた3Dプリンターが勿体ない。
↓ この状態から、ファームウェアアップデートに成功した手順を忘れる前に備忘録。

ファームウェアアップデートする場合、対象となるハードウェアは2つ。それは液晶パッドとEnder-3 V3 SE本体。

 

ファームウェアのダウンロードは
www.creality.com
V1.1.0_GD303STM32F401 のDownloadをクリック

Ender-3 V3 SE_HWCR4NS200320C13C14_SWV1.1.0_GD303STM32F401.rar

 

ダウンロードした、拡張子がrarの圧縮ファイルを解凍すると、複数のファイルがあるが、使用するのは2つのみ。

↓ 今回、ファームウェアアップデートに必要なファームウェアは以下の2つ。

順番 ハードウェア ファームウェア
液晶パッド tjc.tft
Ender-3 V3 SE本体 Ender3 V3 SE GD303SWV1.1.0_HWCR4NS200320C13_20250422.bin

↑ アップデートの順番は、先に液晶パッド、その後プリンター本体にしました。

これら2つのファームウェアをSDカードのルートディレクトリにコピペして使用する。この時、私は心配性なので、2つ同時にコピペでは無く、ひとつずつコピペしてアップデートしました。因みに、ファイル名はそのまま使用。名前の変更は不必要。

↓ 尚、それぞれのSDカードスロットの場所は、画像の通り。

 

心配性の私が行った、実際のアップデート作業。

① 最初に液晶パッドのアップデート。

フォーマットしたmicroSDカードのルートディレクトリに、tjc.tftをコピペ。ファイル名は変更せずに、そのまま使用。このファイル以外は無い状態にする。

電源オフしているEnder-3 V3 SEの液晶パッドのmicroSDカードスロットに、microSDカードを差し込む。

Ender-3 V3 SEの電源を入れて、液晶画面に Update Successed! が表示されるまで、黙ってそのまま待つ。

② 次はEnder-3 V3 SE本体のアップデート。

フォーマットしたSDカードのルートディレクトリに、本体用ファームウェアをコピペ。ファイル名は変更せずに、そのまま使用。このファイル以外は無い状態にする。

電源オフしているEnder-3 V3 SE本体のSDカードスロットに、先程のSDカードを差し込む。

Ender-3 V3 SEの電源を入れて、そのまま待つ。少しすると、液晶画面が見慣れたのもになる。これでアップデート完了。

 

以上でファームウェアのアップデートは完了です。

しかし、①の液晶パッド用ファームウェアは、古いままみたいなので、今回のアップデートには必要無いかも知れません。

それに加えて不明なファイルがある。STM32F4_UPDATEフォルダに入っている、本体用と思われるファームウェアは何用?
チップの型番(チップバージョン?)によっては、これを使用するのかな?

最近、3Dプリンターがフリーズ?する様になった。このフリーズとは印刷途中で止まってしまい、操作不能。唯一は電源を落とすしか無い状態。電源を入れ直した後は正常なるんだけど。

原因がSDカードなのか、3Dプリンター側なのかよく分からない。

この3DプリンターにはOctoPi(Raspberry Pi 5)が接続されている。なので数ヶ月ぶりにRaspberry Pi 5(以降ラズパイ5)のSDカードをフォーマットしてOctoPiを入れ直しました。

↓ ここでVNCが灰色。(ここからが本題)

OctoPiを入れ直したラズパイ5、VNCを有効にして、PCのRealVNC Viewerで接続したら灰色一色になってしまい、悩んだので備忘録。

 

灰色の原因は、Waylandの選択がX11だったから。

 

↓ 解決は、Waylandの選択をWayfire又はLabwcにする事。私が選択したのは、Labwc

 

VNCの灰色は解決した。でも、この記事投稿時点で3Dプリンターのフリーズが、今後発生するのかは不明。

3Dプリンター Ender-3 V3 SE
ノズル 0.3mm
積層ピッチ 0.16mm
印刷速度 外壁20mm/s 他40mm/s
フィラメント PRINSFIL PETG tool blue 1kg 購入価格税込1,799円 Amazon
3DCAD Onshape(無料サブスクリプション)
スライサー Creality Print 6.2.2.3203

 

 

<model-viewer>

長年使用した混合計量タンクの蛇腹ノズル先端の蓋が破断(破損)したので、代わりを造形しました。

3Dプリンター Ender-3 V3 SE
ノズル 0.3mm
積層ピッチ 0.16mm
印刷速度 外壁20mm/s 他40mm/s
フィラメント PRINSFIL PETG tool blue 1kg 購入価格税込1,799円 Amazon
3DCAD Onshape(無料サブスクリプション)
スライサー Creality Print 6.2.2.3203

 

↓ ネジのピッチは1.4mmでした。私の目(老眼?)でノギスを使用して測ったので、本当の値は分かりませんけど。

↓ いい感じ。

 

<model-viewer>

 

これは私の感想です。
使用フィラメントは青色のPETG。実際に使用しタンクを逆さして燃料を蓋に集めると、燃料が僅かに滲み出ますね。破損したままよりは、良しとしました。
他、気になるのはPETGが、ガソリンやオイルに対して、どれだけ耐えられるのかが不明な点です。