保管時、動噴用ソケットの穴を塞ぐ為の栓。つまりソケットに入るプラグをPLAフィラメントで造形しました。
以前から気になっていた自宅LANにあるRaspberry Pi Zero 2 W (Wi-Fi接続)のNTPサーバー(zero2)が不安定な事。
特に、jitterの値が40.560とか26.780となって、同LAN内のpi4(有線接続)は勿論、遠く離れたNICTにも劣る。改善前のオレンジ色部分の値参照。↓
その原因はWi-Fi接続だからと思っていた所に前述したリンク先の記事を見つけたのです。その記事を参考にWi-Fiのパワーマネジメントをオフにしてみました。結果が良かったので書き残します。
↓ 改善前
↓ 改善後
↑ 改善前と改善後どちらも、ntpq -pの2回分を画像にしているのは、良い時と悪い時の値の違いが分かるようにする為です。但し、私が確認した一時的な値の中で、良い悪いと言う事ですが。
結果、改善後のjitterは1/200以下の値となり、200倍以上改善されたかなぁ。
Wi-Fiのパワーマネジメントをオフにする方法とその確認。
pi@zero2:~ $ sudo iw dev wlan0 set power_save off
pi@zero2:~ $ iwconfig
......
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:"xxxxx-xx"
......
Power Management:off
......
再起動しても自動でオフにする場合は、rc.localに以下の1行をexit 0の前に記述する。
pi@zero2:~ $ sudo vi /etc/rc.local
/sbin/iw dev wlan0 set power_save off
exit 0
タイトルはラズパイのWi-Fi改善ですが、内容はjitterの改善になりました。
数年ラズパイ2モデルBをNTP時計として便利に使えていたのに、起動しなくなってしまった。原因はSDカードの不良かな。
↓ 先日まで作動していたラズパイ時計。画像はインストール当時の物です。
↑ MagicMirror2ではありません。
↓ 今回、新たにMagicMirror2をインストールして生まれ変わったラズパイ2モデルBの画面。と言ってもこの画像はVNC Viewerのスクリーンショット。アスペクト比は3:2で、3.5インチHDMI液晶モニターに合わせて加工しましたので、ほぼ液晶モニターの表示と同じです。
↑ 私がカスタマイズしたら、なんかあっさりしてしまいました。でも3.5インチの狭い画面では、これがベストだと思っています。
今回初めて知ったMagicMirror2は有名の様で、ネットにインストール記事が幾つもあります。そんな先人の方々の記事を参考にインストールしました。
↓ 私が参考にさせて頂いた記事はこちらです。カレンダー付や画像を貼り付けたセンスの良い時計が作れる様です。
RaspberryPiとミニディスプレイでシンプル卓上カレンダー作ってみた
RaspberryPi+MagicMirror2で超簡単にGoogleフォトフレームをつくる
MagicMirror_scripts
MagicMirror2のインストールは次の2行を打ち込むだけで良く、最後に問われてイエス(y)と2回答えれば、スリープしなくなったり、OS再起動時にMagicMirror2も自動で起動してくれます。
~ $ sudo apt install nodejs npm
~ $ bash -c "$(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/sdetweil/MagicMirror_scripts/master/raspberry.sh)"
Do you want to disable the screen saver? (y/N)? y
server does not have extension for -dpms option
Do you want use pm2 for auto starting of your MagicMirror (y/N)? y
↓ 手動でスタートとストップをする方法。
~ $ pm2 start MagicMirror
~ $ pm2 stop MagicMirror
今回(も)、時計専用になったラズパイ2モデルBには、NTPをインストールしてNTPサーバー兼ねるNTP時計にします。正確に時刻を刻む時計なら電波時計でも良いのですが、部屋の中は電波が届かない場所が多く使い物になりませんし、市販品の時計にNTPサーバー機能付きが有ったとしても、多分高くて私には入手出来ません。
また自宅にNTPサーバーを立てる理由は、パソコンの時計合わせに使用する為です。アマチュア無線でFT8を運用するパソコンの時計は常に正確を求められるので、自宅にNTPサーバーが有れば遠慮なく頻繁に同期させる事が出来ます。
【自慢話】我が家にはGNSSモジュールの1PPSを利用したStratum 1相当のNTPサーバー(ラズパイで自作)が2台稼働しています。なので、今回のこの時計はその2台を参照してStratum 2相当のNTPサーバーとして稼働します。
↓ このNTP時計のntp.confは次のような設定にして、自作Stratum 1相当のNTPサーバーの2台(192.168.0.55と192.168.0.56)は16秒(minpoll 4 maxpoll 4)のポーリング間隔。予備のNICT公開NTP(ntp.nict.jp)に対しては、最小ポーリング間隔1024秒(minpoll 10)、最大ポーリング間隔は36.4時間(maxpoll 17)にしています。
server 192.168.0.55 prefer iburst minpoll 4 maxpoll 4
server 192.168.0.56 prefer iburst minpoll 4 maxpoll 4
server ntp.nict.jp iburst minpoll 10 maxpoll 17
↓ 結果
↑ 本記事のタイトルとまた離れてしまうけど。zero2の値がStratum 1相当と言えるのか疑問に思ってしまう。この画像はntpq -pを2回行ったもので、オレンジ色部分の値が、遠く離れたNICTより悪い値になっている。
成績が悪いzero2と、良い成績のpi4の違いは、無線か有線の違いくらい。zero2はWi-Fi接続なので、pi4の有線接続より不利なんだろうか?
ちなみに、ntpq -pを実行したPi2は有線接続です。また、zero2でntpq -pを実行すると以下のようにStratum 1相当と思う値です。↓
ホームセンターで買った小物入れ(リングスターのだるまくん DK-63)の蓋を造形しました。
買ったDK-63は5段の小物入れ。
私は、5個入りと思い購入。
この小物入れは本体が蓋にもなっているので、蓋は1つだけ。使用方法によっては蓋が1つで足りるけど、私は5段では無く5個を別々に使いたいので蓋が4つ足らない。調べてみると蓋だけ別売りしているらしい。けど3Dプリンターで造形してみました。
↓ これはDK-63を忠実に再現した3Dモデルでは無く、私が2条ねじの動きを理解する為の3Dモデルで、それをアニメーションしました。この雄ねじ雌ねじ、どちらも2条ねじです。緑が蓋の2条ねじ。
今回もねじ有りの造形なのですが、初めての2条ねじ。
この2条ねじを理解するのに時期がかかりました。その理解は十分では無いけど。普通のねじ(1条ねじ)ならFreeCADのFastenersで簡単に作れるんですが、2条ねじ(多条ねじ)は自作しないといけない様です。もしかしたら、Fastenersで多条ねじ作れるのかなぁ?
↓ 以下の画像は、2条ねじの1条分だけです。なので、反対側にも同じ物を作る必要があります。