まだ持ってなかったUSBチェッカーをポチりました。それは、RouteRのRT-USBVAC3QCです。
ラズパイの電流を測定中。
↓ この状態で少し負荷が掛かる作業をさせたら、ラズパイに供給される電圧が低くなったのか、PWR LED(赤色LED)が消灯する様になってしまいました。
これは、ちょっと不安な症状です。試しにUSBチェッカーを介さずに、同じ電源で同じ作業をさせたらPWR LEDの消灯はありませんでした。
スマホ充電時の電圧電流測定専用と思った方が良いのかも。
コイルの固定と防水の為と思い、電気部品用接着剤を塗布し接着剤が固まった後に、SWRを測定したら値が上がってしまいました。ちなみに使用抵抗は緑茶赤の5.1kΩで、実測値5.01kΩです。
↓ 接着剤が固まった後の写真
↓ 次の写真上が接着剤塗布前、下が塗布後
本当に接着剤の影響なのかな?
試しにやってみました。不要になったコイル単体のインダクタンスを接着剤塗布前後で測定すると、1カウント違うだけ。誤差の範囲かなぁ、塗布量が少ないせい?
わざわざネットでポチッた、セメダインの電気部品用接着剤 SX720Wなので、値が変化しては困るから少しホッとはしましたけど。
↓ 左が塗布前6.36μH、右は塗布後6.37μH。
↓ 写真に写って無い反対側にも同じ様に塗布しています。
それなら、SWRの変化は何が理由でしょう。
接着剤をコイル全体にベッタリ塗ると駄目?
それとも、高周波で測定するSWRだから影響する?
と言う訳で、1作目のコイルに接着剤を少しずつ塗布して、SWRの変化を観察する事にしました。
ツェップアンテナ自作その4へつづく。
訂正
以下の約20.7巻きは約18.5巻きなのかも知れません。投稿後、不安になりもう一つ作成すると、約18.5巻きで目標付近の共振周波数になりました。
目標共振周波数 18.102MHz
前回の「ツェップアンテナ自作その1」は失敗でしたが、今回は上手くいきました。と思います。
やっぱり、コイルの巻き数で共振周波数を調整する方が良い様です。
計算ではコンデンサー容量17.5pF、コイルのインダクタンスは4.42μH(巻き数21.7)でしたが、私のコイルでは約20.7巻きになりました。
次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整が終わったコイルとコンデンサー部分です。使用塩ビパイプの外径は18mm、コンデンサー代わりの同軸ケーブルは3D2Vです。
次の画像はエレメントの代わりに5kΩの抵抗で、調整過程のSWRの変化が分かる様に3枚の画像を合成した物です。画像中の18.102MHzはJT65で使用する周波数です。
Aはコンデンサー20.0pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整前)
Bはコンデンサー17.4pF相当、コイル約21.7巻き ←(調整中)
Cはコンデンサー17.4pF相当、コイル約20.7巻き ←(調整後)
最後の画像は5kΩの抵抗で調整が終わった後に、同じ条件で別のアンテナアナライザーで測定した物。18MHz帯のアマチュアバンド18.068MHz〜18.168MHzが、分かり易い様に矢印などを描き加えてあります。画像中の18.154MHzはSWRが一番低い周波数です。
あとで、実際にエレメントを繋げてアンテナを上げてみたいです。ちゃんとSWRが下がるのかなぁ〜。
追記
作ってみましたが、SWRが高過ぎて使い物になりませんでした。
次の写真は、5kΩの抵抗を付けてアンテナアナライザーで測った時の写真です。
コンデンサー容量が12pFのはずが、約9pF(同軸ケーブル長89mm)にしなければ希望共振周波数18.102MHzになりませんでした。この時、同軸ケーブル長140mmから切り詰めて調整を始めましたが、切り詰める前の方がSWRが低い値でした。勿論、共振周波数もズレズレで16MHzでしたけど。
この経験から、コンデンサー容量は多い方が良いのかと思いました。コンデンサー容量での調整では無く、コイルの巻き数で調整するのが成功法なのかも知れません。実際、CQ誌の記事には17.5pFを使用してコンデンサー容量は変えずに、コイルの巻き数で調整する方法の様です。
↓ では、失敗した内容の投稿をそのまま残します。
ツェップ型アンテナの自作に挑戦します。で今回は、試しにコイル巻きをしてみました。
次の画像は18MHzのコイルです。LCRテスターのDE-5000で測定したらインダクタンスが約6.5μHと約6.7μHでした。
2つ作った理由は、コイルの長さの違いで共振周波数の帯域幅が変わるのかを見たい為です。でも変化するのか分かりませんが。
使用コンデンサーの値は12pFを想定して、共振周波数を18.102MHzにしたいので、コイルのインダクタンスは6.44μHのはずが、適当に巻いた為この様な値になりました。
尚、共振周波数の調整はコンデンサー代わりに使用する同軸ケーブルの切断で行う予定です。またこの様な値にした理由に根拠はありません。適当です。