FT8だけど、70cmバンド(430MHz)で直線距離約500kmの交信成立。

その距離は、頂いたeQSLのデータから導きました。ここ前橋市から岡山市の局との交信距離です。

 

430がこんなにも飛ぶなんて思っても居ませんでした。もっともお相手の耳が良かったのでしょう。なんせ当局は7mHのGPですから。頂いたeQSLを見ると、お相手のアンテナは27エレ4列2段らしいです。凄い!

↑ WSJT-XのログをJT_Linker経由でLoTWへログデータのアップロード後、なかなかLoTWのログが更新されず待ち切れなくなり、HAMLOGのADIFファイルを、TQSLを使用してアップロードしたら2重登録されてしまった。

不用データを削除したいが、その方法が分からず気分が悪い。

この原因はJT_LinerのUse Sが選択されている(レマークがある)場合に起こる様です。以下の画像はレマークが無い状態。

 

↑ この件に関しては、向島ポンポコ日記の記事を読んだ事により分かりました。

 

そこで実際に検証しました。

WSJT-XのログをJT_Linker経由でLoTWにアップロード。お昼頃はいつもなのか、LoTWのログがなかなか更新されません。そこでHAMLOGのADIFデータをTQSLでアップロードしました。するとこのアップロードは何事も無く成功。この直後LoTWのログデータをチェックしても、まだ更新されていない状態です。2重登録されちゃたかなと思いましたが、しばらくしてLoTW更新後にYour Activityをチェックしたら「QSO replaces existing record:」(既存の記録を塗り替えるQSO)の文字列。

QSO replaces existing record: 2021-11-05 02:44:00Z JM1LXS UA0SDX 20M FT8

同じQSOとして上書き処理された様です。実際、2重登録されていませんでした。

WSJT-Xでの交信終了毎に、ログをJT_Liner経由でLoTWとeQSLへ自動アップロードする方法と、手動でQRZ.COMにもアップロードする手順の備忘録。

 

JT_Linkerのバージョンは、2021.07.13f

 

当局が使用するJT_Linkerの設定画像を用意したので参加にする。

↓ eQSLのパスワードはここで設定出来る。LoTWのパスワードはJT_Linkerでは設定出来ないが、TQSLを単独で使用する時にパスワードを要求されなければ、それで良い感じ。(以前よりTQSL単独でログをアップロードする時、毎回パスワードを要求されて居たのに、現在は要求されなくなった。その変化はコールサイン証明書を更新後に起きたみたいです。)

 

QRZ.COMは手動(?)でLoTWのログデータをインポートする。

尚、画像中のAccessがEnabled(緑文字)になっている事が前提。この設定方法はグーグル先生に問い合わせれば、いくらでも教えてくれるので、ここでは割愛する。

↓ QRZ.COMのログブックに世界各国の国旗アイコンが並んでいると楽しくなる。QRZ.COM’s logbook is fun when it’s lined with flag icons from around the world.

C言語などで開発する時便利なのが、printf分でターミナルに文字列を出力する事です。

でもPi Picoはディスプレイが無いので
printf(“Hello, world!\n”); と書いても出力先が無いので意味がありません。

その出力先として、USBやUARTを通して母艦PCのターミナルを出力先に出来るとの事です。

私は母艦PCにRaspberry Pi 4を使用しUSBケーブルでPi Picoを繋げています。ですからUSB接続での設定をします。

 

開発中のC言語ソースファイルがあるディレクトリにCMakeLists.txtを用意します。中身は画像の通りです。LXS-TESTとはそのディレクトリ名(フォルダ名)なので参考になるでしょう。 ↓

CMakeLists.txt

add_executable(LXS-TEST
        test.c
        )

target_link_libraries(LXS-TEST pico_stdlib hardware_spi hardware_adc)

# enable usb output, disable uart output
pico_enable_stdio_usb(LXS-TEST 1)
pico_enable_stdio_uart(LXS-TEST 0)

# create map/bin/hex file etc.
pico_add_extra_outputs(LXS-TEST)

# add url via pico_set_program_url
example_auto_set_url(LXS-TEST)

↑ 赤線で囲まれた部分がターミナル関連です。

CMakeLists.txtが用意出来、ビルドが済んだ uf2ファイルをPi Picoに書き込むと、以下のコマンドでウインドウ内にprintf文の出力が表示されます。

$ minicom -b 115200 -o -D /dev/ttyACM0

複数の文字描画が出来るようになったので、上から最大、平均、最小の各電圧を表示させました。平均の求め方は、(最大 + 最小)÷ 2ではありません。左端から右端まで96データあるので、この96データの平均です。

 

↓ 電圧数値の表示テストの為、数値を10倍にしています。右寄せの確認です。ちゃんと右寄せになっています。

 

↓ 動画も用意したので見て下さい。表示スピードが分かると思います。

 

手持ちの安価なデジタルテスターと比べると、0.02V位の差がありました。ご承知の通り? この分野も私は素人なので、Pi PicoのADC0ピンにダイレクトで可変直流安定化電源を繋げてテストするずさんさですから、この電圧差はなんとも言えません。

 

取り敢えず、電圧表示出来るようになったので面白くなって来ました。