ラズパイ5のハーフケースを造形しました。裸のままでは取り扱いが不自由なので簡易的な物ですが。
ケースの組み付けは、なべ小ねじM2.6x15mmを4本使用。下のプレート(上記3Dモデルの緑色)を下から上に通して、上のプレート(上記3Dモデルのオレンジ色)にねじ込む。ねじは切って無いけど穴がねじより小さいので、ほどほどにねじ込むんで良い所で止める。無理にねじ込み過ぎると不味い事になる。多分。
Onshapeで作成中のモデルに、作成済みのモデルを挿入する方法。
↓ 円柱の中心に穴を開け、そこをタップしてネジ穴を作る工程。以下はおおまかな手順です。挿入したモデルの位置合わせ(トランスホームまたはコピー)等は書かれていません。
↓ 円柱を作り中心に穴を開けて、ネジ穴が綺麗になるように面取りもする。
↓ 赤矢印の派生アイコンをクリック。
↓ 挿入モデルは、testのPart1なのでそれを選択。この時、「バージョン管理が必要」みたいな事を言われるのでバージョンを管理する。
↓ 挿入されたネジのモデル。
↓ ブール演算で円柱からネジを削除して完成!
派生で挿入したモデルは、トランスホームする時に"パーツをコピーする"にチェックを入れる事で増やせる。以下の事例は、挿入した1つのモデルをコピーして、2ヶ所にネジ穴を開けたものです。↓
↓ 雌ネジ用のモデル。この様に予め頻繁に使用するモデルを作って置けば、派生ですぐに利用出来て便利。
以前から気になっていた3D CADのOnshape。今回、そのアカウントを作って無料(データ公開)のプランで、このモデルを作りました。
今迄はFreeCADを使っていました。FreeCADの良い所は、ネジ専用のワークベンチFastenersですね。簡単にネジが出来るので重宝していました。
Onshapeは、ネジの寸法を入力するだけで簡単にネジが出来ないのか?
仕方ないので、ヘリカルとスイープでネジを作りました。
毎回、ヘリカルとスイープでゼロからネジを作るのは面倒。ネジモデルを挿入してブール演算でネジを切りたい。でもその方法が分からない。
まだOnshape使い2日目の私が感じるFreeCADとの相違点。
以前から気になっていた自宅LANにあるRaspberry Pi Zero 2 W (Wi-Fi接続)のNTPサーバー(zero2)が不安定な事。
特に、jitterの値が40.560とか26.780となって、同LAN内のpi4(有線接続)は勿論、遠く離れたNICTにも劣る。改善前のオレンジ色部分の値参照。↓
その原因はWi-Fi接続だからと思っていた所に前述したリンク先の記事を見つけたのです。その記事を参考にWi-Fiのパワーマネジメントをオフにしてみました。結果が良かったので書き残します。
↓ 改善前
↓ 改善後
↑ 改善前と改善後どちらも、ntpq -pの2回分を画像にしているのは、良い時と悪い時の値の違いが分かるようにする為です。但し、私が確認した一時的な値の中で、良い悪いと言う事ですが。
結果、改善後のjitterは1/200以下の値となり、200倍以上改善されたかなぁ。
Wi-Fiのパワーマネジメントをオフにする方法とその確認。
pi@zero2:~ $ sudo iw dev wlan0 set power_save off
pi@zero2:~ $ iwconfig
......
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:"xxxxx-xx"
......
Power Management:off
......
再起動しても自動でオフにする場合は、rc.localに以下の1行をexit 0の前に記述する。
pi@zero2:~ $ sudo vi /etc/rc.local
/sbin/iw dev wlan0 set power_save off
exit 0
タイトルはラズパイのWi-Fi改善ですが、内容はjitterの改善になりました。